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2009/02/21

相続で田分け

ワールド・ビジネス・サテライトの金曜フォーカス「切り刻まれる!? ニッポンの土地異変」

相続で転用されたり、地主不在の農地が増えて20万ヘクタールにも。
細分化されると利用効率の悪い農地になってしまう。
GHQ主導の農地改革で小作人に農地が分配されたが、今となってはそれがあだに。
農地法も相続対策や人口移動は想定されていなかった。

明治大学の神門善久教授は農地の惨状に「将来の世代に罪つくり」と話す。

宅地でも細分化は進行している。
行政書士の阿部さんが広げた土地の相続人の確定図には、60人もの名前が並ぶ。
土地を売却するには相続人全員の許可がいるため、車で地球1周分走り回って了承を得たという。
中には行方不明の人や、認知症で後見人の必要な人まで。

道路の拡幅にかかった墓地。
村の人の共有地になっており、さらに3~4世代も経っているので、相続人がどれだけいるのか把握しきれない。
所有者を調べるために、かなりの手間と費用がかかる。

スタジオで小谷さんが出してきたケースでは、経費が土地代の6倍にも。

昔から「田分け」と言ったように、土地の相続は古くて新しい問題。
マッカーサーが来るまでは、土地の細分化が避けられるような仕組みになっていた。
いったん細切れになってしまうと、よっぽど地価の高い所でないと再利用が不可能な状況になってしまう。
相続の時に登記を義務付けるとか、納税の有無で権利を制限するなど、何らかの対策は必要なのでは。

でも本当に大変なのは、一つの建物を複数人で区分所有してそれをさらに夫婦で共有することもあるマンションのほうだと思う。

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コメント

>相続の時に登記を義務付けるとか

登記できない理由の大きなもののひとつが
「相続の配分がまとまらないので、持ち分が確定しない」
というものなんですが。。。

あと、日本では「入会地」という素敵な慣習がありまして、
これの登記がまた。。。

投稿: 用地買収経験者 | 2009/02/22 03時00分

持ち分でもめると、なかなかめんどくさいですよね。
入会地とかも、村なら村、組合なら組合の物ってはっきり決めればいいのに。

投稿: 管理人 | 2009/02/22 14時59分

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