NHKマネーが世界を踏み荒らす

ネットでカルト的な人気を誇るジンバブエのムガベ大統領を紹介すると言うことで期待していた「ビートたけしの独裁国家で何が悪い!?2」
予想以上に面白かった。
インフレがすごいから銀行で両替してみようという企画こそ、デノミが実施された後なので少し映像が弱かったものの、白人を追放とか、「逆らうものは死刑!」とか、負けたから選挙は無効とか、危険を避けるために携帯の待ち受けは大統領の写真とか、40歳ぐらい年下の大統領夫人はイメルダみたいな浪費家とか、欧米のジャーナリストが刑務所に入れられたり吊されたりとか、ジンバブエの話題はほとんど詰め込んであった。
ジンバブエに潜入した割にはたいした映像は無かったけど、あそこは入国するだけで命がけだからしょうがない。
番組では取材班が現地の人はみんな親切だったって言ってたけど、彼らにとって見たら貴重な外貨をくれるお客さんだから大切にするのは当たり前なんだろうなって思ったけど、次の瞬間あることを疑った。
ジンバブエはまだNHKに荒らされてないんじゃないかって。
世界遺産の最終回、TBSの実況スレッドに制作者スタッフって名乗る人がこんな感じの内容を書き込んでた。
「NHKが札びらを切って歩くから、コーディネーターの相場が上がって苦労してる」
強制的に徴収される受信料という潤沢な資金を惜しげもなく使えるNHKに比べ、ソニー一社提供と言っても広告代理店やTBSの利益を確保した残りの予算でやりくりしなければならない世界遺産のスタッフ。
それはまるでファンドが穀物相場をつり上げて困窮する庶民のよう。
世界遺産という観光地だからまだ愚痴ですんでいるが、これが紛争地帯だったら生命の危機に直結する問題だ。
もしジンバブエにNHKの取材班が来ていて、日テレの(制作会社の)取材班がそれよりも低い金額ををコーディネーターに提示していたら、こいつけちってやがると思われて警察に突き出されて拘束されたり、刑務所に入れられたりしていたかも知れない。
ジンバブエはあまりに危険で、NHKのようなマスコミの中でも特権階級の方がいらっしゃるようなところではない。
だからジンバブエの人は親切だったというのは想像しすぎだろうか。
9月18日、スカパー!はNHKにつり上げられた放映権料に耐えかね、MLBの中継から撤退した。
ジンバブエはともかく、NHKがその資金力で民業を圧迫しているのは紛れもない事実だ。
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